高齢動物の手術

高齢で大型犬の皮膚腫瘍を手術する機会があったためご紹介いたします。

一つは足の裏にできた腫瘍で、数年前からあるものが少しづつ大きくなり肉球よりも大きくなってしまって歩く時に擦れて出血するようになったものでした。

もう一つは腕にできていた腫瘍が成長して破れ、出血したり膿が出て本人が気にするようになってしまったものです。

どちらも経過が長く悪性腫瘍の可能性は低いと思われていたのと、患者が高齢の大型犬であることから麻酔リスクを考慮して手術をせず経過をみていたのですが結果的に破れて生活に支障が出るようになってしまったため手術することになりました。

悪性腫瘍の疑いが強い場合には高齢であっても積極的な手術が勧められるケースも多いですが、このような良性腫瘍が疑われるものに対しては手術すべきかどうか悩むことが多いです。手術した方が良いかどうかはその子の健康状態や腫瘤ができた場所、手術費用、今後の予測などを基に飼い主様と相談して一緒に治療方針を決定させていただいております。

病院に連れてきたら必ず手術、というわけではありませんのでしこりで悩んでいる時は一度ご相談いただけたらと思います。

今回ご紹介させていただいた2頭のワンちゃんは麻酔も手術も何事もなく頑張ってくれて無事に帰ることができました。(´▽`)

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