鼻鏡の皮膚腫瘍


こちらの写真の猫ちゃんは一見鼻にケガをしているように見えます。

ただ、一般的な外傷や皮膚炎に対しての治療では治りが悪くジクジクが続いていました。

そこで鼻の組織の一部を取って病理検査をしてみると、悪性腫瘍という結果。

猫の皮膚腫瘍は様々な部位にできますが、色素の薄い耳介鼻鏡眼瞼などには扁平上皮癌という皮膚腫瘍ができることがしばしばあります。

その治療は鼻鏡切除術という腫瘍を含めた鼻の先端を切除する治療法が第一選択となりますが、見た目の印象が変わるため手術をする側も受ける側も少しためらってしまう手術です。ですが腫瘍が進行していくと範囲が広がって手術の適応外となってしまう恐れもあるため、できるなら早い方がいい手術です。

手術直後

3週間後

1.5か月後

2か月後

消毒も抜糸もおとなしくじっと我慢してくれるお利口ぶりにびっくりです。

傷口も大分落ち着いて生活への支障もないほどに回復してくれました。

このまま再発することなく元気に過ごしていければと祈っています。

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