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猫の尿路閉塞(尿閉)

September 17, 2018

 猫の病気で多いものの一つに下部尿路疾患というものがあります。

これは、膀胱から尿道の出口にかけての病気で、膀胱炎尿路結石などがあります。

特にオス猫の場合には、尿路結石や細胞、血液、粘液などが固まった尿道栓子と呼ばれるものが尿道に詰まってしまう尿道閉塞という状態になることがよくみられます。

 

そうなるとオシッコをしたくても出せなくなりますので、トイレにずっとしゃがんでいる、オシッコをする時に痛そうに鳴くといった症状の他、病気が進行すると急性腎不全となり命にかかわることもあります。

尿道閉塞の治療としてはまず膀胱にカテーテルを通したり、膀胱に直接針を刺して溜まったオシッコを抜く処置を行います。ただ、尿道の狭窄が強い場合や、閉塞を度々繰り返してしまうような場合には、尿道の狭くなっている部分を切除する目的で会陰尿道瘻形成術(えいんにょうどうろうけいせいじゅつ)という難しい名前の手術を行います。この手術では、尿道の出口付近の細い尿道を切除して、膀胱よりの太い尿道を新たに皮膚につなげてオシッコの出口を作るということをします。

 

 

 

写真は手術前と手術から3週間後のもので、見た目が変わっていますが、オシッコの出口は大きく変わらない為それまでと同じようにトイレでオシッコできるようになります。

 

ただ、下部尿路疾患の多くは生活習慣の改善で予防できるものですので、こうなる前に治して予防してあげたいですね。下部尿路疾患予防のために気を付けてあげたいことはまた改めてお話します。

 

 

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