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免疫介在性溶血性貧血

December 14, 2016

今日は少し難しい病気のお話です。

 

 

免疫介在性溶血性貧血とは、その原因や仕組みが複雑な病気ですが、簡単に説明すると

免疫が自分自身の赤血球を破壊してしまう(溶血)ことで起こる貧血です。

 

例えば、通常は細菌やウイルスなどの異物を排除するために様々な抗体が作られ、それらが異物の排除に役立っているのですが、その抗体を作る過程に異常が生じて自分自身の赤血球に対しての抗体を作り出してしまうことがあります。そしてそのような抗体がくっついた赤血球は他の免疫細胞によって破壊されてしまいます。赤血球に対する抗体が沢山作られると赤血球がどんどん壊されてしまうため結果的に貧血になってしまうのです。

 

他にも様々な免疫の異常で赤血球の破壊が起こりますが、本来なら体を守るはずの免疫の異常によって貧血を起こしてしまうことがこの病気の怖いところです。

 

症状は貧血に伴うものが多く、元気食欲の低下粘膜蒼白呼吸が速くなる黄疸が出るなど、重症だと発症から1週間以内に死亡してしまうこともあります。

 

赤血球が壊れて貧血が進む一方で、骨髄では一生懸命新しい赤血球を作ろうとするので血液塗抹では下の写真のような赤血球が見られます。

青矢印は他の赤血球よりもやや大きく、薄青い色をしています。これは成熟が終わっていない若い赤血球で多染性赤血球といいます。

 

赤矢印は青みがもっと強く、中に紫色の核が入っています。これは赤芽球といってもっと未熟な赤血球です。

 

貧血を早く治そうとしてこのような未熟な赤血球達が沢山出てきます。

 

治療は異常な免疫を抑えるためにステロイド免疫抑制剤などを使いますが、反応が悪いこともあるため特に治療開始初期は要注意な病気の一つです。

 

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