精巣腫瘍

去勢手術をしていないオスのワンちゃんで高齢になって見られることの多い腫瘍の一つが精巣の腫瘍です。

特に陰睾といって精巣が本来の場所まで下りてきていないでお腹の中や皮下にある場合は将来腫瘍になる確率が高くなります。

こちらのワンちゃんは左足の付け根付近にあった皮下陰睾の精巣が腫瘍化して大きくなっています。

手術で摘出して病理検査を行った結果は精巣腫瘍の一つ、セルトリ細胞腫というものでした。幸い、手術後の経過は順調で再発や転移はみられていませんが、中には手術から数か月以上経って再発や転移を起こすこともあるので今後も注意が必要です。

精巣腫瘍は多くの場合手術で完治することが多いですが、再発や転移を起こすこともあり、また腫瘍がホルモンを作ることで骨髄が影響を受けて致命的な貧血や免疫不全になったりすることもあります。

若い頃に去勢手術をしてあげることで防げる腫瘍ですので、生後半年を目安に手術をしてあげましょう!

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