角膜潰瘍

August 28, 2015

ある日急にワンちゃんネコちゃんが目をショボショボさせていたら、

 

特にそれが片方の目だけだったら、

 

角膜潰瘍という病気の可能性があります。

 

この病気は、目を引っかいたり、草や枝などが当たってしまったり、時にはまつ毛が原因になったりして目の表面にある角膜を傷付けてしまい起こる病気です。

 

角膜潰瘍になるとその眼をショボショボさせて涙が多くなったり白目(結膜)が充血して赤くなることが多いです。

 

 この写真のようにはっきりと凹みがみえることもありますが、傷が小さい時には肉眼で分からないことも多いです。また、角膜が浮腫(水分を含んでむくむ)を起こして、表面が白くなっていることもよくあります。

 

角膜に傷があるかどうかを調べるにはフルオレセイン染色という検査を行います。

眼の表面に検査用の色素を乗せることで、傷が染まりその場所が分かります。

下の写真で丸く緑色に染まっているところが潰瘍になっている部分です。

 

治療は、ヒアルロン酸の入った目薬などで角膜の再生を促す治療を行います。

 

ここで注意が必要なのが、細菌感染を起こしている場合です。

 

下の写真で紫色にツブツブしているものが細菌ですが、検査でこれがみられる場合、つまり細菌感染を起こしている場合には角膜が溶けて状態が悪くなっていくことがありますので、抗生物質の目薬を頻繁に差して感染を抑える必要があり、時には入院治療となることもあります。

 

 

 

「目を痛そうにショボショボさせていて数日様子見ていたら悪くなってしまった」という場合にはこれが原因かもしれません。悪くなってからでは良くなるのにも時間がかかってしまったり、元に戻らないこともあります。

 

いつもと違う様子があればお早めに動物病院を受診しましょう!

 

 

 

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